ベトナム人のお金の概念は日本人とはちょっと違います

フォーユーにいらっしゃるお客様は、在住歴が長い方から、まだ来越して日が浅い方までさまざまです。そんなお客様が時折溜息をついていうのが、「ベトナム人に借金の申し出があった」、「絶対返すから10万円貸してと言われた」といったお金と借金にまつわること。

日本人はお金にたいして非常に厳しく、特に借金に関しては「相手が家族でも貸さない」という人も少なくありませんね。

ベトナム人の給料はご存知の通り職種によって雲泥の差があります。同じ年齢であっても、3倍から5倍以上違うこともざらにあります。例えば月の給料が400万ドン（約2万円）の子が十万円のスマートフォンを買いたい場合、月の給料すべてを貯蓄に回しても5か月。生活費を除いて毎月100万ドン貯金に回したとしたら、20か月もかかってしまいます。これがバイクであればなおのこと。

ですので、ベトナム人の多くは、他人からお金を前借して商品を購入し、その後毎月支払うローンのような考えが普通にあります。ただ、もちろん実際借りたお金を全額返済できるかは人それぞれ。責任感がないベトナム人ももちろんいるので、いつの間にか返済が滞り、その子と連絡がとれなくなった、という方も少なくありません。

結論からいうと、それは「お客様と女の子の関係次第」ということになります。女の子の実家やご両親にすでに挨拶済ということであれば、ある程度信頼に足るでしょうし、逆にカラオケ店で知り合ったばかりで、何も相手の素性を知らないという子に大金を貸すのは少し待ってください。

まずはそれとなく女の子のお金に対する価値観をさぐってみてはいかがでしょうか。浪費癖があったり、自分の給料とはあまりに見合わない洋服やバッグ、レストランなどを要求してきたら、危うい証拠。

最初はお金を返そうと努力はしてみるものの、「やっぱり返済に回すお金が作れない」といつになっても借金を返してくれないという結果に陥るかもしれません。